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アトピー患者の生活 着る・食べる・住む
口に入れるもの・衣服・生活環境、これらはほとんど化学物質で汚染されています。
「汚染」と言い切っては問題がありますか、私はあえて「汚染」という言葉を使いたいです。
何故なら、身の回りにあるものを変えただけでアトピーが改善した、という話をよく聞くからです。
私のような重症患者にしてみると、「それはアトピーじゃなく『肌荒れが治った』じゃない?」と疑問を投げかけたくなるのが正直なところですが、病院でアトピーと診断された本人がおっしゃる事なので、よかったねと一緒に笑います。
(病院の先生、化粧品負けや薬品負けを安易にアトピーと診断して長期間ステロイドやプロトピックを処方するのは本当に止めてください。)
一緒に笑うケースで一番多いのが洗濯洗剤と化粧品(石鹸やシャンプーを含む)です。
洗濯洗剤は子供さんのアトピー(肌荒れ)が改善したケースを聞きますし、化粧品は成人女性が圧倒的です。中には大人ニキビからも解消されたという話も聞きます。
ですからアトピー対策でアレコレ試す前に、このページに載ってるようなものを沢山使ってないか、例えば化粧品を変えたら皮膚炎を起こした、引っ越したら皮膚炎になった、絨毯を敷いたら皮膚炎になった、などまずは身近にある事から考えてみて下さい。
意外と「そうえいば」というもの、あるかもしれません。
それで皮膚炎が改善したらすごいラッキーですし。
残念ながら、私は超本格的なアトピーなので下に挙げているものひとつやふたつ変えただけでは改善のカの字もしませんでしたが、完治に至るまで、至ってからもこれらの生活スタイルは私のライフスタイルとも言うべき大事な事柄になりました。
アトピーを発症する前までは無頓着だった全ての事が完治する為の道具や方法だったんだと実感しています。
アトピー患者の生活:食べるもの
農薬を除去
農薬や化学肥料で育った野菜や果物
食品添加物を除去
うまみ調味料、だし入り味噌、レトルト食品、冷凍食品、インスタントラーメン、マーガリン、ジュース、お菓子などなど挙げたらきりがありませんが、一般に流通している食品・加工食品には酸化防止剤や着色料などの食品添加物が添加されています。
ひとつひとつを考えてたら物が食べれなくなる。それほどこれらに汚染された食品が多いです。
日本の食に対する意識が何故こんなにも低いのか、私は怖くてたまりません。
これらを回避する方法
・有機JASマークがついた食品を買う・オーガニックと表記された食品を買う
昨今、スーパーで取り扱う商品が増えています。健康食品のお店はもちろん、ネットショッピングなどでは「有機農法野菜」や「オーガニックスパゲティ」と銘打った食品が沢山販売されています。
・「無添加」表記されている食品を買う
JASマークが付いていない場合注意が必要で、何が無添加なのかをしっかり確認して下さい。
求めているものは「化学物質が添加されてないもの」ですが、「塩を添加してない」「砂糖を添加してない」などの理由で無添加表記をしているものもあります。
JAS法について(農林水産省のページ。JASマークや説明が載ってます)
アトピー患者の生活:着る物、身に着けるもの
化学繊維の衣類(特に下着)を着ない。寝具も同じです。
化学繊維とはポリエステル、ナイロン、ビニール、レーヨン、、、要は自然界にないもので作られた生地です。綿や麻は自然界にあります。
女性の方はブラジャーで皮膚が負けてしまったという方、多いのではないでしょうか。
原因は、汗をかいたところに化学繊維が摩擦して起きてしまった接触性皮膚炎が多いです。
ただ単純に汗疹(あせも)という場合もあると思いますが、いづれにしても超敏感肌のアトピーには化学繊維は敵となります。
回避する方法
・綿100%、できればオーガニックコットン素材を選ぶ
綿素材だけでおしゃれを楽しむのは十分とは言えませんが、アトピーの状態が悪い時はちょっと我慢して綿100%でいきましょう。ブラジャーもワイヤー入りは望めませんが綿100%の物があります。
オーガニックコットンは高いうえにあまり流通していません。ネットショッピングの方が数や値段を吟味できる地域が多いのではないでしょうか。
使い捨ての生理用ナプキンで皮膚があれてしまう方、オーガニックコットン素材の布ナプキンというものがあります。
洗濯洗剤を使わない
これはもうご存知の方が多いです。
合成の界面活性剤や蛍光剤が入った洗濯洗剤は肌の大敵です。
これだけ認知されてるのに変わらず売れているのが不思議でなりません。
白くなるから、いい香りがするから、違う物を使うのに抵抗がある、こういった理由からでしょうか。
理解はできますが、アトピーの辛さから回避できるのであれば、服が黒くなろうが臭くなろうが私は洗剤を使いませんがね。
回避する方法
・洗剤を使わずに洗濯をする(部分洗いとして無添加洗剤を使う)
探せばちゃんと理にかなったものがあります。
洗剤を使わずにちゃんと洗濯ができるうえに、経済的にも環境的にもエコれる優れものです。
香りが欲しければ、すすぎの段階で好きなの精油を垂らす方法もあります。
脱臭したい場合は、ミョウバン水を使うといいです。ミョウバンはナス漬け
の色止めに使われる口に入れても安全な添加物です。ミョウバン水は消臭剤(ファブリーズなど)として使うこともできます。
アトピー患者の生活:暮らし全般(生活用品など)
水道水、シャワーから化学物質を除去する
塵も積もれば山となるということわざがピッタリくる対策です。
「ミネラルウォーターを買って飲んでる」など対策してる家庭も確かに多いですが、飲用水という捕らえ方ではなく生活用水と捕らえたほうがいいです。
水道水はご飯を炊いたり野菜を洗ったり、調理する時に必ず使うものです。
いくらJASマークのついた食品を買ってきても、調理の段階で僅かな塩素やトリハロメタンが入ってしまったらもったいない事この上ないです。
回避する方法
・浄水器をつける
水道水から化学物質を除去する方法はいろいろありますが、一番手頃で簡単に取り付けられる水道直結型が取り入れやすいのではないでしょうか。蛇口をひねると安全な水がでてくるのは、実に使い勝手がいいものです。ご飯を炊く、野菜を洗う、手や顔を洗う、どんなシーンでも役立ちます。
空気汚染(灯油ストーブの排気やエアコンの送風など)
寒い地域では欠かせないストーブ。
屋外に強制排気をするストーブでも、着火や消火の際は室内に排気ガスが蔓延してしまいます。
イヤだからと言ってオール電化住宅に引っ越したり建てたり簡単にできればいいのですが、そうはいきません。だからと言ってストーブを付けないわけにもいきません。
エアコンも然り、最近では空気を浄化しながら快適な送風をしてくれる機種もありますが、汚れてくるとカビ臭がしたりします。
カビは化学物質じゃなく自然界にも存在するものですが、気持ちのいいものではないし、体の害になり得るものです。
回避する方法
・空気清浄機を置く
小まめに喚起をするって手もありますが、窓を開けたらそれまでの快適な室内温度が失われてしまいますし、外の空気もキレイというわけではないのでここではあえて空気清浄機です。
昨今ではウィルスまで抑制できる機能や加湿機能がついたすばらしいものが出回っています。
ハウスダスト、アレルゲン、臭い、埃、、、決して目では見えないものですが、地味に優秀な働きをしてくれる優れものです。
空気清浄機をつけたらアトピーがよくなった、という話も少なくありません。
じゅうたん、フローリング材、建築資材、クロスから化学物質を除去する
これらは主に「シックハウス」と呼ばれています。
特に建築資材からジワリジワリと発せられる化学物質、クロスを貼るのりやフローリング材からも化学物質が発せられている可能性があります。
ホルムアルデヒドという物質が一番メジャーでしょうか。
有害な化学物質を発していないか計測する機械がないわけではないので、
「引っ越したらアトピーになった」
「リフォームしたらアトピーになった」
「じゅうたんを敷いたらアトピーになった」 という節があったら計って対策をこうじるべきです。
せっかく建てた家がそうだったら、、、空気清浄機で対戦するしかないかもしれません。
※シックハウスの計測は地場の建築業者さんに聞いてみる、という手段もあります。
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